働き方改革の鍵は“ワークブース”?見落とされがちなオフィス空間の最適化とは

Contents
働き方改革が空回りする企業に共通する落とし穴とは?
制度やルールだけで進めても効果が出ない理由
「働き方改革」と聞くと、まず思い浮かぶのは「フレックスタイム」「テレワーク」「評価制度の見直し」といった“制度面の整備”ではないでしょうか?
実際、多くの企業が先に取り組むのはこうした“見える化しやすい”施策です。
しかし、アイ・スペースがこれまでサポートしてきた企業の中で、真に生産性が向上した企業の共通点は少し違います。
それは、「オフィス環境」にもしっかり手を入れていたこと。
特に、“音”や“会話のしやすさ”といった、日常的な不満が放置されていなかったことが大きいのです。
制度だけ先行しても、社員の「働きにくさ」は変わらない——これは、働き方改革の現場でよく起こる“空回り”の典型例です。
実は見落とされがちな「オフィス環境」の重要性

たとえば、こんな声はありませんか?
- 「Web会議をしたいけど会議室が埋まってる」
- 「集中したいのに、周囲の雑音で全然仕事が進まない」
- 「雑談が増えていい感じかと思いきや、逆に仕事に集中できない人が増えた」
制度を整えた結果、フリーアドレスやABW(Activity Based Working)が進む一方で、“個別スペースの不足”という問題が顕在化しています。
つまり、働き方の“自由度”が上がったからこそ、“自分の時間と空間を確保できる場所”が求められているわけです。
制度と空間は、コインの表と裏。
オフィス環境の見直しなしに、制度改革の成果は得られません。
なぜ“オフィスの音”が生産性を下げているのか

集中力が続かない、Web会議がしにくい…現場のリアルな声
私たちは日常のなかで“音”にかなり敏感に反応しています。
とくに仕事中は、周囲の声、電話、雑音が少しでも気になると、集中が切れてしまう——これ、誰しも経験があるのではないでしょうか?
たとえば、あるIT企業の現場ではこんな話がありました。
「となりの席でWeb会議が始まると、自分の作業にまったく集中できないんです。話し声がずっと聞こえるので、イヤホンをしてても気になってしまって。」
これは決して特殊なケースではありません。
実際、アイ・スペースに寄せられる問い合わせでも、「遮音性」に関する悩みは常に上位。特に1on1や採用面談、オンライン商談など、“声が漏れると困る業務”が増えている今、音のストレスは新しい労働課題のひとつになりつつあります。


オープンオフィスのメリットと裏にある3つの課題
オープンオフィスの良さはたしかにあります。
- 壁がないから風通しが良い
- チームの一体感が生まれる
- 席の柔軟性が高く、スペース効率もよい
でもその裏には、大きな「3つの課題」も潜んでいます。
- 遮音性がなく、集中できる環境がない
- Web会議がしづらく、声を出すのに気を遣う
- プライバシーのない空間で、話しづらい業務が増える
つまり、オープンオフィスには「働きやすさ」の一方で、「働きづらさ」も共存しているのです。
そして、こうした問題は一見すると小さく見えますが、実は業務効率や社員満足度に大きな影響を与える要因でもあります。
ワークブースで小さな空間改善が、社員の働きやすさを大きく変える

会議室を増やさなくても“個別スペース”で解決できる?
「会議室が足りないけど、増設なんて現実的じゃない」
「レイアウトを変えるにもフロアが狭い」
そんな声は、どの企業でもよく聞きます。ですが、そもそも“会議室じゃなきゃいけない”という発想自体が、今は変わりつつあるのです。
たとえば1名〜2名用のワークブース。
わずか1〜2平方メートルのスペースに設置でき、遮音性・換気性も高く、快適にWeb会議や集中作業ができます。
実際、オフィスの一角に3〜4台導入するだけで、会議室利用率が下がり、全体の“空間回転率”が上がったという事例も多数あります。


「防音×デザイン性」が両立した今どきワークブースとは
昔の“簡易ブース”は、正直あまり格好よくなかったかもしれません。
しかし、いま注目されているのは、**デザイン性と機能性を兼ね備えた「モダンなワークブース」**です。
アイ・スペースの提供する「Lusso.シリーズ」などは、
- デザインはホワイト×木目など清潔感ある仕上がり
- 内装・外装カラーをオフィスに合わせてカスタマイズ可能
- モニター金具や空気清浄機、消防対応などもオプションで選択OK
社員が「使いたくなるブース」であること。
これも働き方改革を定着させるためには、意外と重要なポイントです。
導入事例に学ぶ、集中×Web会議に強い防音ブース導入事例

会議室不足に悩んでいたIT企業の変化
東京のIT企業A社では、リモートワークからハイブリッド勤務に移行したタイミングで、社内の会議室が圧倒的に不足しました。
とくに、15分程度のWeb会議や1on1で、毎回会議室を取るのは非効率。
そこで、2名用のSLモデルを3台導入。遮音性の高さと空間デザインの美しさから、社内でも「早い者勝ち」の人気に。
半年後、会議室の予約競合が40%減少し、社員の満足度調査でも「働きやすくなった」が前年比120%に。
経営層からも「小さな投資で大きな改善だった」と評価された導入事例です。
公共施設での利用も増加中!自治体の選定ポイント

名古屋市の図書館では、「市民向けの静かなWeb会議スペースを作りたい」というニーズがあり、消防法対応のワークブースを導入。
選定にあたって重視されたのは、
- 消防法クリア
- 誰でも使える操作性
- 施設の雰囲気を損なわない外観
結果、市民からの評価も高く、導入後は常に予約で埋まる人気設備に。
地方自治体にとっても「安全性」「費用感」「運用のしやすさ」が成功のカギです。
まずは“今ある悩み”を可視化することから始めよう

自社に本当に必要なスペースはどんな形?
「何名用が必要なのか分からない」
「そもそも置ける場所があるのか不安」
そんな悩みを持つ方こそ、“可視化”が有効です。
以下のような情報を整理してみてください:
- Web会議の頻度・参加人数
- 会議室の予約率
- 社員アンケート(音・集中・設備への不満)
- 現在のフロア図と空きスペース
これらを洗い出すだけでも、「実はここにブースを2台置けそう」といった具体的なヒントが見えてきます。
オフィス改善を検討する前に整理すべき3つの視点
- 今、社員がどんな場面で“空間の不足”を感じているか?
- 導入したとき、誰がどう使うのか?イメージできているか?
- 投資対効果をどう社内に説明するか?
この3点を整理してから業者に相談すれば、「ただの問い合わせ」ではなく「検討フェーズに進んだ商談」になっていきます。
実際、アイ・スペースでもこうした相談フェーズの案件の方が、導入率が圧倒的に高くなっています。

自社に合った改善策を知りたい方へ
「うちには無理かも…」と思っていた企業ほど、ブース導入でオフィスの空気が変わります。
まずは、自社の悩みやスペースに合わせた改善策を探ってみませんか?
アイ・スペースでは、ショールームで全モデルを常時展示中。
遮音性や空調の快適さ、防音ドアの重厚感まで、“見るだけでは分からない”ポイントをご自身でご確認いただけます。
- 個別相談では、自社スペースに合わせた製品提案や消防対応の確認も無料
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